<週刊少年ジャンプ>電子配信開始 雑誌と同時並行で
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集英社の看板マンガ誌「週刊少年ジャンプ」が、22日から電子配信を始めたことが明らかになった。
今後は雑誌(紙媒体)と同じ発売日の午前5時に配信す る。価格は単体300円、月額900円。単体購入は紙媒体(260円前後)よりもやや割高になるが、デジタル限定でカラーマンガを掲載するなどして差別化 を図る。
合わせて、スマートフォン、タブレット向けのアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」の無料配信を始める。オリジナルの無料マンガを25作品以上連載するの に加え、荒木飛呂彦さんの新作読み切り「望月家のお月見 岸辺露伴は動かない エピソード4」を掲載。また「ドラゴンボール」(月曜日)や「ワンピース」 (火曜日)、「るろうに剣心」(土曜日)などを復刻連載する。電子版のジャンプは「少年ジャンプ+」から購入できる。
やっとか、という感じである。
同時に、アホか。
という感じだ。
紙媒体との多少の差別化はあるものの、紙より高いのではよほどの物好き以外買わないだろう。
無料にして広告収入で何とかしろと言いたいが、無理だろうし、途中から有料になったりしたら、それはそれで読まないだろう。
それにしろせめて1冊200円は切るべきだったと思う。
月額料金を設定したのは、安定した売り上げのためにも購買者のためにも悪くはないと思うが、900円という「1000円は切りました」とでも言いたげな価格設定にも腹が立つ。
ほかの電子書籍が軒並み紙媒体より低価格なのにこの強気な価格設定はどこから来たのか。
大体、最近「Kindle Cloud Reader」が始まったのだからkindleでやれと思う。
出版社は、「黒船」が本気を出す前にどっかで見切りをつけないといけないのかも知れない。